冬にだけとっておきの技

冬によく見る当店の施術

寒くなると施術者の腕の見せ所でもあります。
・いつもより症状が強くなる
・気分があがらない
お心あたりございませんか?^^

1日お1人のお客様であれば、全力で手技に臨むこともあるかもしれませんが
数人揉むのであれば、要領よく治療することも大事。

 
そんな時に【鍼灸】や【灸頭鍼】を普段の施術に取り込むこともございます。

灸頭鍼を行っているお店はあまり多くないとお客様にうかがいましたので
本日は簡単にご紹介させていただきますね^^

灸頭鍼(きゅうとうしん)とは

鍼を刺した後に、鍼の上にお灸を置き、鍼の効果と温熱効果を同時に得る治療法です。
この方法は身体の深部にある痛みや冷えに効果があり、特に肩こりや腰痛、冷え性に悩むかたにおすすめです。

灸頭鍼の使い方

1、鍼を刺す  

まず、施術者が選定したツボに鍼を刺します。鍼の長さや太さ、深さは症状に応じて調整されます。

2、お灸を置く

刺した鍼の上に、もぐさ(お灸)を置きます。火をつけて、もぐさが燃焼することで鍼を通じて温熱が体内に伝わります。
といっても、受けている患者様には温度はあまり感じられないことがほとんど。
 また、輻射熱により皮膚正面も温まります。

3燃え尽きるまで待つ
 

もぐさが燃えつきるまでの間、温熱がじんわりと体に伝わることを感じながら、施術を受けます。

4施術後のケア

鍼を抜いた後、施術部位を軽くマッサージして血行を促進することで効果が増します。またリラックス効果を高めます。

 

 

灸頭鍼の効果

1深部の痛み緩和

鍼がツボを刺激し、さらに温熱が身体の深部にまで届くことで、慢性的な痛みやコリが緩和されます。
特に頑固な肩こりや、腰痛に対して効果的といえます。

2血行促進

温熱作用により、血流が改善され、全身の血流が促進されます。
冷え性の改善や疲労回復、寒さからくるコリ、疲労回復にもつながります

3リラクゼーション効果

鍼による刺激と温熱が副交感神経を活性化させ、リラクゼーション効果をもたらします。
ストレスの多い日常生活で、心身の緊張に優しくアプローチします。

 

 

使用時の注意点

1専門家による施術
灸頭鍼は高度な技術が必要な治療法です。必ず専門家による施術を受けましょう。
自己流で行うことは危険です。

2やけどのリスク
もぐさが肌に近い場所で燃焼するため、火傷のリスクが伴います。施術者が燃焼を適切に管理し、火傷が発生しないようにします。
3肌の状態に注意
施術前に、施術野に炎症や傷がないか確認します。皮膚が敏感な肩は、事前にスタッフにご相談くださいませ。

 

他の治療法との併用

灸頭鍼はマッサージやストレッチと併用することで、さらなる効果が得られます。
他のセルフケアや、ヨガなどの組み合わせることで、筋肉の柔軟性が向上し、全身の健康状態の底上げになります。

体の奥のコリや、ダルさにアプローチするにはうってつけ。
特に寒いこの季節には温かさが身に染みるのでおすすめですよ!
一度お気軽にお問合せくださいませ♪