春の小児はりがおすすめ

0歳の赤ちゃんも、小学生に成長したお子さまにもできる刺さない「はり」のご紹介

春ですね~
もう4月も終わり。GW前ですけどね!!
新しい環境になれるのは大人でも大変。
小さなお子様はいかがでしょう?

 

<小児はりが効く症状>

□なんだか疲れやすくなった
□気分の切り替えに時間がかかる
□「あれやろっか」と声掛けしても動き出すのに時間がかかる
□学校や保育園・幼稚園に行き渋る
□夜に泣く(大声を出す)
□小さな音でも目をさます
□食欲がない
□便秘・下痢気味
□風邪をひきやすい

などなど。
ただでさえ、お子さまは心とからだが追い付き追い越され大きな変化があります。
そこに環境の変化も加われば心身のバランスを崩しやすい季節ともいえます。
そのバランスの崩れが、感情に出ることもあれば、

皮膚に出たり、

お腹の調子に出たり、

睡眠や免疫に出たりするのです。

そのバランスの崩れをやさしく整えたり、免疫の底上げをするのが小児はり治療です。

 

 

どんなことする?

詳しくは小児はりについて をご参照ください^^

とはいえ、長い記事ですので改めて簡単にご説明させていただきますと

【治療法】

特に、小児期は大人よりも皮膚が敏感。「子供の皮ふは第二の脳」と言われるほどです。
そのため、鍼を体にさしたり負担になるようなことは一切いたしません。
身体の反応部(悪い所)を重点的に鍼でさするだけです、。
鍼先に中指を添えてさするから、まるで羽毛でなでられているように気持ち良いです。
悪い部分が正常に戻ることで身体の調子も
気持ちよくなって、帰りの車の中では熟睡してしまうというお話もたくさんおききします。

【どんな道具でする】

先のとがった通常の鍼とは異なり、皮膚をうまくさすれるよう様々な形状の小児鍼があります。
当店では

「大師流小児はりの鋼鉄製で焼きの入った三稜鍼」

を使用し、皮膚の特に緊張が強い部位を正常化することを目的としています。
一般的な小児はりでは神柱や銀製の鍼を用いることが多いのですが、焼き入れを施した鋼鉄製の鍼は他とは違う作用が期待できます。


 

 

 【体験談】

<お子さま>
3歳6カ月 男の子

<悩み>
・かんしゃくがひどい
・気持ちの切り替えがむずかしそうに感じていた
・周りと比べて言葉が出るのが遅いように感じていた

<治療>
お子さまはとても元気な男の子で、初めて会う人にもとても愛嬌のいい子でした。
裏をかえせば、人の表情を見て瞬時に家と外での表情をかえていた。とても感受性の高い子。
首の緊張や、頭の緊張が高いことからおそらく夜は歯ぎしりや食いしばりもあると思います。

そこで首や頭部の緊張をとる施術を行う。
2回目の治療からかんしゃくの時間が短くなった。

徐々にママへのコミュニケーションが増えたとのこと。
ママも、お子さまからの情報の発信が増えたことで接しやすくなった。
回数券をご利用され、計7回の治療

<経過>
・気持ちがおちついておだやかになった
・表情が明るくなった
・言葉が良く出るようになった
<ご家族のお気持ちや生活の変化>
・お姉ちゃんとのケンカが少なくなった。
・外出するのが嫌だったけど、良く外出するようになった。

その後も、お子さまの気持ちが落ち着かない時に少しだけ通院。

落ち着き元気に過ごすというスタイルに落ち着いていらっしゃいます。

 

 

<まとめ>

幼少期に「伝えたいことが伝わらない」という思いがポジティブに働けばいいのですが、みんながみんなそうとは限りません。
もどかしい、悲しいといったネガティブな思いで過ごすことは本人にとってもストレスです。

それは今後の性格形成にも関わると思います。
周りの人と笑顔で過ごせる時間がふえるということは、自己肯定感をあげる作用にはたらきますので
また行き詰った時には気軽に小児はりのお力を頼っていただければと思います。